「『映画』をテーマにしたブログを開設したい」
そう思い始めてから早幾年……漸く、その想いを出してゆく場も決まり、いまこうして一発目の記事を書いている。
よくアイディアというか構想などは“温める”という表現を使うが、もしその案が卵だったら熱しすぎて雛が孵るどころか焦げてしまっているんじゃないかと思うぐらいに今回は一歩目を踏み出すのに時間がかかった。自分の中には、結構そういう「やろう」と常々思っているけどやれていない『卵』が幾つもある。
何とか殻を割って飛び出してゆくイメージが増えていってほしい(というか増やしてゆきたい)ところ!
ブログを始めるキッカケのひとつになったのは、映画用のツイッターアカウント(@kemodracinemas)を取得したという点が大きい。
その内容は、ただ観た作品のタイトルと簡単な感想を随時呟いているだけだが……それだけでも日記を書いた時のように、その時々のことがデータとして記録されて自分としても“インプット・アウトプットがしっかりできている感じ”になるというか? 後でチェックした時に「アレ観たのって、そんな前なのか〜」と懐かしんだり「今年は、こういう系の作品をこれだけ観たのかー」と一種のデータベース的に利用できたりと、いろいろと役に立つものになっている。
また、そのツイートにリプが来て作品やキャスト・スタッフなどに関するトークでコミュニケーションができるなど……自分としても「有益だな」と感じる場になったのは、とても幸いかつ有難いこと。
しかし、やはりツイッターというメディアは「思っていることなどをリアルタイムに出力すること」や「リプ・DMなどでメッセージを遣り取りし交流をする」などの用途には、かなり適しているが。一方で、ある話題について「一気に読みたい」という場合は“テキストが纏まっておらずバラバラ”になっているのは若干難点といえる(そのツイートにリプする感じで繋げるような方式にする、などの手段も無くはないが)。
そういう長い内容は、やはりウェブサイトのページやブログの記事という形の方が圧倒的に見易いのは確か。
個人的に、ツイッターでは「その時、観た作品についてのメモ」などをメインとして「過去に観た作品や、最近の映画ばなし」とかはブログでやってゆきたいな〜と前々から計画していたので、今回の新規開設というか分割はソレを実践したもの……ということになるか。
ブログがこうしてできたいま、今後はそのふたつの場を活かした『二刀流』で映画についていろいろと書いてゆきたいと考えている。
そんなこんなで、始まりましたAtelier Kameneciaがお送りする映画語り!
映画が好き、という方に楽しんでいただけたら嬉しく思う。